「ノンステロイドだけでいけるようになりました」
幼い頃からアトピー性皮膚炎に悩み、長年ステロイド外用薬を使い続けてこられた患者さんから、治療開始から約3ヶ月でそのご報告をいただきました。
塗ると楽になる、やめると出てくる。その繰り返しの中で、東洋医学では何が変わったのか。治療の本質は「皮膚ではなく内臓の氣位を整えること」でした。腹診の氣位が確実に上昇するにつれて、体が自分でバリアを張れるようになった経過をご報告します。
👤 患者プロフィール
| 主訴 | アトピー性皮膚炎(幼少期から) |
| 既往・経緯 | 長年ステロイド外用薬を使用。塗ると改善・やめると再発の繰り返し。 |
| 治療期間 | 約3ヶ月 |
| 結果 | ノンステロイド外用のみで管理できる体質へ |
🔍 東洋医学的病因分析
東洋医学ではアトピーを「皮膚だけの病気」とは捉えません。内臓の氣位の乱れが体表に現れたものであり、皮膚症状は「最後に改善される場所」です。内臓の氣が整い、気血が巡り始めて初めて体表に回復が反映されます。
ステロイドは症状を抑える力は強いですが、氣位の低下という根本原因には作用しません。抑え込むことで一時的に皮膚は落ち着きますが、内側の乱れが続く限り再発を繰り返します。
治療開始直後に症状が一時的に強く出ることがありましたが、これは悪化ではありません。長年抑え込まれてきたものが、氣が動き始めたことで出口を探して体表に向かってきた「排邪反応」です。この時期も腹診の氣位は確実に上昇していました。
🪡 治療の経過(約3ヶ月)
治療開始〜1ヶ月
内臓の氣位整備を最優先。一時的に皮膚症状が強く出る時期があったが、腹診の氣位は上昇を継続。体の内側がしっかり応えていることを数値で確認しながら治療を継続。
1〜2ヶ月
排邪反応が落ち着き、皮膚症状が安定し始める。腹診の氣位が全体的に上昇し、気血の巡りが体表にも届き始めた段階。ステロイドの使用頻度が自然と減少。
約3ヶ月後
「ノンステロイドだけでいけるようになりました」
👁️ 院長の眼
お風呂を張るとき、まず排水溝を開いて溜まっていた汚れを全部流してからでないと、きれいなお湯は張れません。治療初期の一時的な症状の悪化は、まさにこの「排水」の段階です。長年ステロイドで抑え込まれてきたものが、氣が動き始めたことで出口を探して体表に向かってきた。これは回復の証拠であり、止めるものではありません。
東洋医学では皮膚症状は「最後に改善される場所」です。内臓の氣位が整い、気血が巡り始めて初めて体表に回復が反映されます。腹診の数値が上がり続けていることを確認しながら治療を継続できたことが、この方の信頼と忍耐によって実現した成果です。
アトピーは時間がかかります。しかし内側を整えることで、体が自分でバリアを張れるようになる。「ノンステロイドだけでいける体」になったこの方の経過が、それを証明しています。
治すのは患者さん自身の生命力。鍼灸・漢方はそのきっかけに過ぎません🌿
🔬 氣脈功(きみゃくこう)とは
氣脈功は、近江治療院が採用する東洋医学の独自診断システムです。お腹の4か所(心下部・脾・季肋下・腎)に軽く触れながら、鍉鍼(ていしん)と呼ばれる先のとがっていない特殊な鍼を経絡のツボにかざすことで、身体の氣の反応を数値化します。
数値は−1.0〜10.0のスケールで表し、10が最も氣の充実した状態、3.0以下になると症状が現れやすい「症状域」とされます。この数値の変化を見ながら、どの経絡・どのツボが今日の身体に最も必要かをリアルタイムで判断します。
鍼を刺さない(非接触〜極めて浅い)施術でありながら、氣の反応は即座に腹診数値に現れます。理論ではなく、身体の氣の反応が治療の指針です。
アトピー性皮膚炎・慢性的な皮膚症状でお悩みの方へ
「ステロイドをやめたい」「繰り返す皮膚症状を根本から改善したい」という方も、
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