慢性的な便秘に対し大黄甘草湯を常用していた症例。証の見極めにより、弛緩性ではなく痙攣型便秘であると判断し、薬方の見直しと整腸剤への切り替えを行った臨床記録。
| 🏥 診立て | 常用していた大黄甘草湯が痙攣型便秘の病態に不適合である可能性を考慮。糸練功において自律神経(五志)の乱れを認め、排便異常がこれに起因すると判断。 |
|---|---|
| 💊 処方・処置 | 大黄甘草湯(大甘丸)を休止し、整腸剤による管理へ移行。無理な刺激を排し、自律神経の安定を図る。 |
| 📊 氣位(SK vs SSK) | 術前(SK) 五志:0.3合術後(SSK) 五志:0.6合(自律神経の整いを確認) |
👁️ 院長の眼
強い瀉下剤の常用は、痙攣型便秘の病態を却って複雑にすることがあります。薬方を抜く勇気と、整腸剤による調和が自律神経の改善に寄与し、結果として自然な排便に繋がった症例です。氣位の向上が臨床的な裏付けとなっています。