■ はじめに咳が止まらない、痰が続く、息が浅くて話すのもつらい……そんな状態で来院された女性が、たった3回の通院でスッと呼吸が整い、咳が落ち着いていく過程がありました。今回は、その流れを記録としてご紹介します。※患者さまのプライバシーに配慮し、内容は一部イニシャル化・編集を加えています。■ 状態と背景(初診時)主訴:咳(痰絡み・朝は黄色〜白・咳き込む)鼻のニオイ、鼻腔炎の疑い息が浅く、ガイガー反応で気道が下がった経過ありその他:不眠・下肢のむくみ・出産後の腎精消耗※感情的・精神的な緊張や疲労も背景に見られました。■ 東洋的な分析月命:一白水星 →湿邪・寒邪が中心日命:三碧木星 →熱邪・燥邪も後半に出現四診反応から「肺・脾・腎」のラインに滞り風邪のあとに、内熱や湿邪がこもる形に移行した可能性■ 処置内容と変化の経過● 【第1診】2025年3月25日・処方:黄連阿膠湯(内熱とストレス反応の緩和)・施術:右少府、右支正、小腸経ライン/ST処置➡︎ まだ痰が多く、咳は継続➡︎ 鼻のニオイ・副鼻腔炎の疑いあり● 【第2診】2025年4月7日・処方:滋腎明目湯/甘露飲(補助)・状態:咳がかなり軽減/眠気や疲れも減ってきた・便通:以前は毎日→現在は2日に1回(安定)➡︎ ガイガー反応消失、体感としても呼吸が楽になる● 【第3診】2025年4月23日・咳・痰ともに改善傾向が持続・「頭を触れられたときにシュワ〜っとした」感覚 → 上焦の緩みを実感■ 卒業方針と今後のケア今後は体調がぶり返さないように、日々の食事・睡眠・冷え対策に意識を向けながら、気になる時だけ漢方処方やメンテナンスでの来院をおすすめしました。■ おわりに咳や痰といった症状は、「風邪」や「気管支炎」などと簡単に言い切れない背景を持っています。今回の症例では、腎と肺のバランス・気の流れ・精神疲労が重なっていたため、それらを一つずつ整えていくことで、3回という短期間での改善に繋がりました。体の声を聴き取って、整えてあげる。それが、私たち東洋医学の本領です🌿