😵 仕事が忙しくなると耳が詰まる…〜少陽経の滞りと「和解」の記録〜
📅 診療日:2001年10月5日|30代男性
👂 耳が詰まった感じ(耳閉感)
🌀 ふらつき・浮遊感
😓 忙しくなるたびに症状が悪化
👨 属性:30代男性
🔍 重要なパターン
「忙しくなると→耳が詰まる→ふらつく」
このストレス・過労と症状の連動が、胆経・少陽病位を強く示唆していました。
🎯 氣脈功による診断
腹診にて胆経の滞りをキャッチ。
少陽経(胆・三焦)は「表でも裏でもない半表半裏」の経絡で、ストレス・過労の影響を最も受けやすい経絡のひとつです。
胆経が滞ると→気が上逆→頭部・耳部に余剰圧→耳閉感・ふらつきが出現します。
📌 引経薬の適用
| 経絡 | 引経薬 | 主な働き |
|---|---|---|
| 胆経 | 柴胡・青皮・川芎 | 少陽を和解・気の上逆を降ろす |
⭐ 鍼治療:太衝(肝経・原穴)
肝胆は表裏関係。太衝に刺針することで肝気を疏通し、胆経の上逆した気を降ろします。
💊 処方方針
柴胡・青皮を含む処方を選択。
少陽の和解+上実(頭部への気の過剰)を下ろす構成。
🌟「頭の重さがスッキリ取れた」🌟
術後、患者様より報告。耳閉感・ふらつきの改善を確認。
「忙しくなると耳が詰まる」——この訴えを聞いた瞬間に、少陽経・胆経の関与を強く疑います。
東洋医学では、ストレスや過労は「肝気鬱結→少陽の滞り」を生み出しやすく、その気が上逆すると耳・頭部に症状が出ます。西洋医学的には「自律神経の乱れ」「過労性めまい」と診断されるケースです。
胆の引経薬(柴胡・青皮・川芎)と太衝への刺針で「少陽の和解」を図った結果、術後に頭の重さがスッキリ取れた。この症例は、経絡診断の精度が治療の明暗を分けることを改めて教えてくれました。
😵 過労・ストレスからくるめまい・耳閉感でお困りの方へ
「忙しくなると調子が悪くなる」——そのパターン、氣脈功で根本から診ていきます。
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