今日は**体位変換時に起こる眩暈(BPPV様症状)**について、東洋医学の視点から解説します。患者様の訴え50代女性の患者様。「調子は全体的に良いんですが、眩暈がたまにあるんです」詳しくお聞きすると:頚を上に向けた時寝始めの時(特に枕なしで寝た時)続かないけど、たまに起こる怖いので西洋薬を服用しているご本人は「耳石が原因?BPPV(良性発作性頭位めまい症)?」と気にされていました。氣脈功で見えた本当の原因当院では2025年11月20日より、**氣脈功(きみゃくこう)**という診断法を導入しています。お体の4つのポイント(心下部・脾・季肋下・腎)の氣の状態を数値化(−1.0〜10.0)して測定します。治療前の氣脈功心下部:9.2(安定)脾:9.2(安定)季肋下:5.3(やや低下)腎:2.4(大幅低下)前回は腎9.7まで回復していたのですが、今回は2.4まで大幅低下。これが眩暈の正体でした。東洋医学から見た「体位変換時眩暈」のメカニズム西洋医学では「耳石のズレ」と説明されるBPPVですが、東洋医学では:腎虚→下焦不固→清陽不昇→眩暈つまり:腎の力が弱る(腎虚)下半身の氣が安定しない(下焦不固)清らかな氣が頭にうまく昇れない(清陽不昇)体位を変えた時に頭がふらつく特に「枕なしで寝た時」に眩暈が起こるのは、頭の位置が不安定になることで、弱った腎が下から支えきれなくなるためです。治療方針:復溜→桂枝→八味丸の王道今回の治療は:鍼灸治療右 腕骨(小腸経) 瀉右 復溜(腎経) 補→腎の引き上げ百会 灸→上下統合復溜は腎経の大切なツボで、腎の氣を温めて昇らせる作用があります。治療後の氣脈功心下部:9.2脾:9.2季肋下:9.2(回復!)腎:2.4→9.2(大幅回復!)復溜一穴で腎が2.4から9.2へ!四分画SM(スーパーマッチ)成立です✨漢方処方:引経薬「桂枝」の考え方復溜で腎を補ったあと、その効果を持続させるために処方したのが:八味丸 24丸/日八味丸には**桂枝(けいし)**という生薬が含まれています。桂枝は:氣を温める上行・通達させる復溜と同じ「温めて動かす」性質復溜(鍼)→桂枝(引経薬)→八味丸(処方)これが東洋医学の王道です。処方内容朝食前:研身(粉末) 1包夕食前(17:00〜19:00):八味丸 24丸眠る前:婦人宝 22mg腎経の時間帯(17:00〜19:00)に八味丸を服用することで、腎の力を最大限に引き出します。養生アドバイス食養生腎を温めて力をつける食材:山芋(とろろ・煮物)黒豆(煮豆・黒豆茶)くるみ黒ごま生活養生頚を急に動かさない枕を使って寝る姿勢を安定させるセルフケアのツボ太谿(たいけい)場所:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ効果:腎の力を高め、眩暈・ふらつきを軽減方法:親指でやさしく押す(左右各1〜2分)腎兪(じんゆ)場所:腰、おへその高さで背骨から指2本外側効果:腎を温めて全身の氣を安定方法:カイロや温タオルで20〜30分温めるまとめ体位変換時の眩暈は、必ずしも「耳石のズレ」だけが原因ではありません。東洋医学では腎虚による清陽不昇として捉え、復溜で腎を補い、八味丸で持続させることで根本改善を目指します。今回の症例のように、氣脈功で「腎2.4」という深い虚を見つけ、復溜一穴で9.2まで回復できたことは、東洋医学の診断力・治療力の証明だと思います。眩暈でお悩みの方、ぜひ一度ご相談ください。近江治療院 東洋療法専門院📞 0749-26-5137 🌐https://oomicare.com/近江治療院予約システム(氣脈功の成績も見られます)https://www.oomicare.com/php/y_login.phpLINE公式アカウントhttps://lin.ee/TU7pl5K#近江治療院 #鍼灸 #漢方 #眩暈 #BPPV #腎虚 #氣脈功 #復溜 #八味丸 #東洋医学 #滋賀県 #彦根市