🔍 伏寒化熱とは冬の間に体の奥深く(少陰=腎)に潜り込んだ寒邪が、立春を境に陽気が上昇することで熱に変化する現象。寒い職場、底冷え環境、冷たい飲食が積み重なり、春になると口渇・ほてり・寝汗・便秘などの熱症状として現れる。
📊 氣脈功での実測例
立春時(2/4): 腎 -0.2(寒邪が潜伏)、心下部 1.2(陽気まだ弱い)
2週間後(2/18): 腎 5.2(熱化!)、心下部 7.2(上焦に熱が上昇)
2025年11月20日より導入した氣脈功により、従来の糸練功よりも精密に体の状態を把握でき、微妙な病態変化も数値で確認可能に。
📊 氣脈功測定値
| 時期 | 腎 | 心下部 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 立春(2/4) | -0.2 | 1.2 | 寒邪潜伏 |
| 2週間後(2/18) | 5.2 | 7.2 | 伏寒化熱 |
✅ チェックリスト(2つ以上で伏寒化熱の可能性)
□ 口の渇きが強くなった□ 喉が渇いて夜中に目が覚める□ 体がほてる感じがする□ 寝汗をかくようになった□ 便が硬くなった□ イライラしやすい□ 肌が乾燥する□ 目が充血しやすい
💊 漢方処方例滋陰降火湯(陰を補い、虚火を冷ます)辛夷清肺湯(上焦の伏熱を透出)麻子仁丸(腸を潤し、便通改善)
※体質に合わせて組み立てます
🍽️ 食養生
【摂りたいもの】山芋、蓮根、白きくらげ、百合根、白菜、大根、豆腐、梨、常温の白湯、蜂蜜レモン水【控えたいもの】生姜・唐辛子・ニンニク、羊肉・鹿肉、油っこいもの、冷たいもの、甘すぎるもの
💆♂️ セルフケアツボ(寝る前に優しく押す)
太渓: 内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ(腎の陰液を補う、体を潤す)
照海: 内くるぶしの真下1cm(陰を滋養、虚熱を冷ます、不眠改善)
三陰交: 内くるぶしの上、指4本分(脾・肝・腎を整える、体を潤す)
※親指でゆっくり5秒×5回、気持ちいい程度で
🌡️ 生活習慣のポイント
・保温のしすぎに注意(カイロを貼りすぎない)
・布団のかけすぎ注意、寝汗チェック・室温は少し涼しめでOK・水分補給:常温の白湯をこまめに少しずつ
【院長の眼】春先の不調を「季節の変わり目だから仕方ない」と諦めないでください。伏寒化熱という東洋医学の視点で見ると、ちゃんと原因があり、対策があります。当院では2025年11月20日より氣脈功を導入し、従来の糸練功よりも精密に体の状態を把握できるようになりました。立春(2/4)前後の微妙な病態変化も数値で確認でき、腎-0.2から5.2への変化、心下部1.2から7.2への上昇など、伏寒化熱のプロセスを可視化できます。食養生・ツボ押し・生活習慣の見直しと、体質に合わせた漢方処方で、春を快適に過ごしましょう。