彦根市の鍼灸院 近江治療院 - 氣脈功による東洋医学専門治療院
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冬の腰痛・肩痛・食べ過ぎは「腎虚+脾虚」が原因(50代女性)

内科・自律神経・不眠

💠 冬の腰痛・肩痛・食べ過ぎは「腎虚+脾虚」が原因(50代女性)

【投稿日: 2026-02-18】
【2026-02-18】
💠 冬の腰痛・肩痛・食べ過ぎは「腎虚+脾虚」が原因(50代女性)

🔍 診立て
50代女性。前回は鼻の痒みや皮膚の乾燥で治療し落ち着いていたが、今回は腰痛、右肩挙上時痛、時々の腹痛、食べ過ぎによる体重増加を訴える。氣脈功測定で心下部・脾・季肋下は10だが、腎のみ9.2と最低値。東洋医学的に「腎虚+脾虚」と診断。冬は腎が弱りやすく、腎が弱ると腰痛(腎は腰の府)、骨・筋肉の栄養不足(肩痛)、冷えからの腹痛が起こる。また腎虚により脾も連動して弱まり、代謝不良→脂肪蓄積、満腹感低下→食べ過ぎという悪循環に。

💉 鍼灸治療左 列缺(補):手首のツボ、肺の気を補い、肺と腎の繋がりで間接的に腎も強化左 風池(灸):首後ろのツボ、お灸で温め、寒さを追い出し肩・腰の血流改善

💊 処方(内外から整える三位一体)補中益気湯 1包(朝食後):胃腸の働きを立て直し、食べ過ぎ体質を改善五加神 1包(夕食後):腎の力を温め、腰痛や冷えから身体を守る研身 1包(眠前):肌や鼻の粘膜に潤いを与え、乾燥を防ぐ※上焦(胸)・中焦(腹)・下焦(腰・足)をすべてカバー

📊 氣脈功

部位 氣位
心下部 10
10
季肋下 10
9.2

🍽️ 食養生(GYO)
【摂りたい食材】山芋・長芋(胃腸を優しく補う)、黒豆・黒ごま(腎を養い腰の力を支える)、かぼちゃ・さつまいも(脾を温め気を補う)、鶏肉・卵(気血を養う)
【避けたい食べ方】食べ過ぎ(腹八分)、冷たいもの(生野菜・冷飲控える)、刺激物(辛いもの・アルコールは腎の負担)

💆‍♀️ セルフケアツボ
腎兪: 腰の一番細い所、背骨から指2本分外側(カイロで20-30分温める、腰痛改善・腎を補う)
太渓: 内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ(親指でゆっくり3秒×5回、腎を養い全身疲労回復)
足三里: 膝のお皿外側から指4本分下(円を描くようにマッサージ、胃腸を整え食べ過ぎ体質改善)

【院長の眼】前回の処方が皮膚と鼻をしっかり守ってくれましたね。今回は腎を中心に、冬の寒さに負けない身体づくりをしていきます。一見バラバラに見える「腰痛・肩痛・食べ過ぎ→体重増加」ですが、東洋医学の視点ではすべて「腎虚+脾虚」から繋がっています。氣脈功で腎9.2という最低値を確認し、補中益気湯で胃腸を立て直し、五加神で腎を温め、研身で潤いを与える三位一体処方を組みました。冬は腎が弱りやすく、腎が弱ると脾も連動して弱まります。腰や肩の痛みも、身体が温まれば自然と楽になります。食養生とセルフケアで、日常からサポートしていきましょう。