彦根市の鍼灸院 近江治療院 - 氣脈功による東洋医学専門治療院
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彦根の鍼灸|右耳ボワーン感・難聴・水様性下痢→4回2ヶ月で全症状消失・腎氣位−0.3→10卒院(50代女性)

💠 彦根の鍼灸|右耳ボワーン感・難聴・水様性下痢→4回2ヶ月で全症状消失・腎氣位−0.3→10卒院(50代女性)

【投稿日: 2026-05-14】

彦根の鍼灸|右耳ボワーン感・難聴・水様性下痢→4回2ヶ月で全症状消失・腎氣位−0.3→10卒院(50代女性)

3年ぶりにご来院された患者さんが、約2ヶ月・4回の治療で見事に卒院されました。

右耳のボワーン感・低音難聴・水の中にいる感覚・水様性下痢・夜間覚醒。すべての症状が消失し、腎の氣位は−0.3から10.0への完全回復を遂げました。

緑内障の既往でステロイドが使えない中、「腎は耳に開竅する」という東洋医学の原則に基づいた段階的な治療が著効をもたらしました。太谿補鍼一本・真武湯による温陽利水・節気を読んだ処方量調整。治療には順番があることを、この症例が証明しています。

👤 患者プロフィール

主訴右耳ボワーン感・低音難聴・水の中にいる感覚
随伴症状水様性下痢・夜間覚醒・口周りヘルペス・腎不納気
症状歴5年周期で発症(今回は右耳)
既往歴緑内障(ステロイド使用不可)・20年前より激務歴
体質診断脾腎陽虚・腎不納気・寒湿困腸
治療回数4回(約2ヶ月)で卒院

🔍 東洋医学的病因分析

20代〜30代の激務・睡眠不足が腎精の慢性的な消耗を招き、5年周期で耳症状が現れるという経過は、腎精の盛衰サイクルを体現しています。「腎は耳に開竅する」という東洋医学の原則通り、腎の氣が枯渇すれば耳に出ます。

水様性下痢・夜間覚醒・腎不納気(息が吸いにくい感覚)はいずれも腎陽虚の症状であり、脾腎陽虚・寒湿困腸という体質が耳症状と下痢症状を同時に引き起こしていました。

緑内障の既往でステロイドが使えない状況下、鍼灸・漢方で腎の氣を立て直すことが唯一の根本治療でした。

📊 氣脈功 数値の推移

時期 心下部 季肋下
初診・去風前 SK 2.2 −0.3 3.3 −0.3
2回目 SK 9.2 9.2 9.2 6.3
3回目 SK 10.0 10.0 10.0 7.2
4回目(卒院)SK 9.8 🌟 9.8 🌟 9.8 🌟 10.0 🌟

※ SK=氣脈功腹診値。10が満点、3.0以下は症状域。

🪡 4回の治療経過

1回

2026年3月17日 著効

右太谿(腎経原穴)補鍼一本。右耳氣位−0.3→9.9へ急回復。帰り際に患者さん自ら「耳のボワーンがない!」と報告。
処方:真武湯1包半+研身2包(14日)

2回

2026年3月31日 全氣位10達成

復溜補鍼・百会灸・風池灸。腎SK6.3→SSK全部位10。真武湯から八味丸へ処方をシフト。腎陽の土台が固まってきた段階での切り替えです。
処方:八味丸6丸+填南仙3錠(16日)

3回

2026年4月16日 腸フェーズへ

腎SK7.2・耳症状再発なし。清明の節気を読み八味丸を2丸に大幅減量し、残った寒湿を五積散で除去するフェーズへ移行。
処方:八味丸2丸+五積散1包+填南仙3錠(28日)

卒院

2026年5月14日 卒院

腎SK10.0。耳症状・腹痛・下痢・夜間覚醒すべて消失。全症状の完全消失を確認し卒院となりました。

📈 経過と結果

右耳ボワーン感・低音難聴 → 初回治療当日に消失・その後再発なし

水様性下痢 → 寒湿除去(五積散フェーズ)で消失

夜間覚醒 → 腎陽が回復するにつれて改善・消失

腎の氣位 → −0.3から10.0へ。4回・約2ヶ月で卒院

👁️ 院長の眼

この症例が教えてくれたのは、「治療には順番がある」ということです。①まず風毒を除去し、②腎虚に直球(太谿一本)、③温陽利水(真武湯)で腎を温め、④節気を読んで補腎陽(八味丸)へシフト、⑤腸の寒湿除去(五積散)へ。一層ずつ剥いでいく段階的なアプローチが、すべての症状の根本解決につながりました。

清明の節気を読んで八味丸を大幅減量したのは、天の陽気が上がってきたタイミングで過剰な補腎陽を避けるためです。天・地・人すべてを診る東洋医学の醍醐味がここにあります。

20年前の激務で腎精を消耗し5年周期で耳症状が現れるという経過、ステロイドが使えないという制約、これらすべてを踏まえた上で鍼灸・漢方で腎の氣を立て直せたことは、東洋医学の可能性を改めて示してくれました。

治すのは患者さん自身の生命力。鍼灸・漢方はそのきっかけに過ぎません🌿

🔬 氣脈功(きみゃくこう)とは

氣脈功は、近江治療院が採用する東洋医学の独自診断システムです。お腹の4か所(心下部・脾・季肋下・腎)に軽く触れながら、鍉鍼(ていしん)と呼ばれる先のとがっていない特殊な鍼を経絡のツボにかざすことで、身体の氣の反応を数値化します。

数値は−1.0〜10.0のスケールで表し、10が最も氣の充実した状態、3.0以下になると症状が現れやすい「症状域」とされます。この数値の変化を見ながら、どの経絡・どのツボが今日の身体に最も必要かをリアルタイムで判断します。

鍼を刺さない(非接触〜極めて浅い)施術でありながら、氣の反応は即座に腹診数値に現れます。理論ではなく、身体の氣の反応が治療の指針です。

耳鳴り・難聴・慢性的な下痢でお悩みの方へ

「ステロイドが使えない」「病院では改善しない」という方も、
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