月〜木は東京・金は大阪という激務スケジュールをこなしながら、電話とLINEだけで漢方治療を継続した50代男性の5ヶ月の記録です。
初診時、腎と心下部の氣位がともに0.3という極低値。乾咳が1ヶ月続き、気管拡張注射を週2〜3回受けていました。心臓疾患で血管拡張剤・利尿剤を服用中という状況での遠隔診療スタートでした。
5ヶ月・7診を経て、腎0.3→9.8・肺2.7→9.8・五臓六腑ほぼ満点を達成。3診目で咳がほぼ消失し注射が不要に。処方も初診時の4種類から2種類へと自然に減薬されています。
👤 患者プロフィール
| 年齢・性別 | 50代・男性 |
| 診察方法 | 遠隔診療(電話・LINE)のみ |
| 生活環境 | 月〜木:東京、金:大阪1泊・新職場激務スケジュール |
| 主訴 | 乾咳(約1ヶ月)・足のむくみ・息切れ・気管拡張注射を週2〜3回 |
| 既往・服薬 | 心臓疾患で定期通院中・血管拡張剤・利尿剤服用中 |
| 初診時腎氣位 | 0.3(症状域) |
| 5ヶ月後腎氣位 | 9.8 🌟 |
🔍 東洋医学的病因分析
「腎は肺の母」という原則通り、腎陰が不足すると肺を潤す力が失われ乾燥した咳が続きます。初診時の腎0.3・心下部0.3という極低値は、腎陰と心肺の氣が同時に枯渇していた状態を示しています。
心臓疾患による慢性的な循環不全・血管拡張剤・利尿剤の長期服用・東京大阪を週単位で移動する激務が重なり、陰液が消耗し続けていました。足のむくみは腎の気化機能の低下による水代謝の障害です。
遠隔診療でも、詳細な問診・症状の性質・生活背景・既往歴の聴取により、氣脈功の腹診に準じた体質判断と処方選択が可能です。
📊 氣脈功 数値の推移
| 時期 | 心下部 | 脾 | 季肋下 | 腎 | 肺 |
|---|---|---|---|---|---|
| 初診(4月) | 0.3 ⚠️ | 3.2 |
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