「数値が変わらない。もうあかんのかな」
治療を始めてしばらく、30代男性患者さんはそう感じていた時期があったと話してくれました。慢性腎臓病(CKD)でeGFRが23台まで低下。腎臓内科にも通いながら、当院で鍼灸・漢方治療を続けてくれていました。
くじけそうになりながらも、夜更かしをやめ、上着を欠かさず、処方を守り続けてくれた。その結果が、今日の検査データに出ました。eGFRが23台から26.4へ上昇。六腑すべてが正常値に回復。「慢性腎臓病は下がり続けるもの」という常識に、一石を投じた記録です。
👤 患者プロフィール
| 年齢・性別 | 30代・男性(会社員) |
| 主訴 | 慢性腎臓病(CKD)・足のピリピリ・くしゃみ・鼻症状 |
| 通院歴 | 約1年(腎臓内科と並行) |
| 体質診断 | 腎陰虚火旺・肺腎同源の乱れ |
| 初診時 腎氣位 | 2.2(重症域) |
| 本日 腎氣位 | 4.8 → 治療後 10.0 🌟 |
🔍 東洋医学的病因分析
この患者さんの職場は年中冷房が効いていて、長年にわたり「寒邪」が肺を攻撃し続けていました。
東洋医学には「肺腎同源」という考え方があります。肺は水を腎に降ろす役割を担っており、この「肺から腎へ水を届けるルート」が冷えによって詰まると、腎そのものも弱っていきます。くしゃみ・鼻症状と慢性腎臓病が同時に存在していたのは、この肺腎同源の乱れが根底にあったからです。
今年は小腸・大腸・膀胱の腑病(臓腑の深部の弱り)も確認されていましたが、治療と漢方を続けることで、今日は六腑すべてが正常値に回復しました。
📊 eGFRと腎氣位の推移
| 時期 | eGFR | 腎氣位(SK) |
|---|---|---|
| 2025年10月 | 30.9 | 2.2 |
| 2026年3月 | 27.3 | 2.2〜5.2 |
| 2026年5月 | 23.2 | 0.3〜5.2 |
| 2026年7月 | 23.1 | 2.7〜5.2 |
| 2026年9月 | 26.4 ✨ | 4.8 → 10.0 🌟 |
※ 腎氣位は氣脈功腹診値。10が満点、3.0以下は症状域。
🪡 本日の治療内容
鍼灸
頭部膀胱経(承光)への灸一本で全腹最高値10達成。背部(大腸兪・中空・秩辺)と風池への灸で背面を整えました。
漢方処方
茵陳五苓散(湿熱を清する)/知柏地黄丸(腎陰を補う)/天晴希龍(腎血管の掃除)/桜精(腎精補充)/牡蠣プレミアム(固摂・滋陰)
📈 治療を続けての変化
eGFR → 23台から26.4に上昇(西洋医学的には「下がり続けるもの」)
ヘモグロビン → 11.7→12.6に改善(腎性貧血の改善傾向)
小腸・大腸・膀胱の腑病 → すべて消失 🎊
くしゃみ・鼻症状 → 落ち着いてきた
足のピリピリ → 軽減傾向 🌟
👁️ 院長の眼
数値が動かなかった時期、この患者さんは正直「くじけそうだった」とおっしゃっていました。それでも夜更かしをやめ、職場では必ず上着を着て、処方を飲み続けてくれた。
eGFRというのは、腎臓の実質が失われると上がらない数値です。薬でごまかせるものでもありません。それが23台から26台へ動いた。これはこの患者さん自身の努力と、鍼灸・漢方の組み合わせが生んだ結果だと思っています。
「慢性腎臓病は下がり続けるもの」という常識に、一石を投じられているかもしれない。そんな手応えを感じています。
治すのは患者さん自身の生命力。鍼灸・漢方はそのきっかけに過ぎません🌿
🔬 氣脈功(きみゃくこう)とは
氣脈功は、近江治療院が採用する東洋医学の独自診断システムです。お腹の4か所(心下部・脾・季肋下・腎)に軽く触れながら、鍉鍼(ていしん)と呼ばれる先のとがっていない特殊な鍼を経絡のツボにかざすことで、身体の氣の反応を数値化します。
数値は−1.0〜10.0のスケールで表し、10が最も氣の充実した状態、3.0以下になると症状が現れやすい「症状域」とされます。この数値の変化を見ながら、どの経絡・どのツボが今日の身体に最も必要かをリアルタイムで判断します。
鍼を刺さない(非接触〜極めて浅い)施術でありながら、氣の反応は即座に腹診数値に現れます。理論ではなく、身体の氣の反応が治療の指針です。
慢性腎臓病・慢性的な体の不調でお悩みの方へ
「病院で数値が下がり続けていると言われた」「西洋医学と併用したい」という方も、
まずは一度ご相談ください。
📞 0749-26-5137 📍 滋賀県彦根市西今町720-32
診療日:月・火・水・木・土 休診:金・日・祝
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