50歳女性。約1年前から続く全身のだるさ、車の運転時のしんどさ、歩行時のフワフワ感に悩まされていた。1ヶ月前(1月14日)、お正月に「結構食べてしまった」ことをきっかけに体調が大きく崩れ、氣脈功で測定したところ深刻な状態が判明。
📊 1ヶ月前の氣脈功測定値(1/14)
| 心下部(心包) | 7.2合(やや浮き気味) |
| 脾(消化吸収) | 5.2合(大幅低下) |
| 季肋下(肝・巡り) | 2.2合(極端な沈下) |
| 腎(生命力) | 2.2合(底抜け状態) |
⚠️ 診断お正月の食傷により、消化吸収を司る「脾」が疲弊(5.2合)。そのせいで全身にエネルギーが回らず、「肝(巡り)」と「腎(生命力の貯蔵庫)」が極端に沈下(2.2合)してしまった状態。車の運転がしんどい、フワフワするというのは、まさに「肝の巡りの低下」が原因。
鍼灸施術にて氣の巡りを整える。沈んだ「肝」と「腎」を底上げする方針。
✨ 1ヶ月後の劇的変化!
😊 患者様の実感:
| 部位 | 前回(1/14) | 今回(2/9) | 変化 |
| 心下部 | 7.2合 | 7.2合 | 変化なし |
| 脾 | 5.2合 | 9.2合 | +4.0✨ |
| 季肋下(肝) | 2.2合 | 9.2合 | +7.0✨✨✨ |
| 腎 | 2.2合 | 5.3合 | +3.1✨ |
回復した土台をさらに安定させるため、処方を切り替え。
今回の症例で特筆すべきは、「肝の7.0浮上」です。東洋医学で「肝」は、全身の気血を巡らせるポンプのような役割を担っています。この肝が2.2という極端な低値に落ち込むと、気が滞って「フワフワ感」が出たり、車の運転のような集中力を要する動作がしんどくなります。それが9.2まで回復すると、気がスムーズに巡り、だるさが軽減され、歩行時の安定感が戻る。患者様の「1年前との違い」という実感が、数値の変化と完全に一致していました。これこそ、氣脈功の強み——目に見えないエネルギーの状態を数値化し、治療の成果を客観的に確認できること——なのです。ただし、腎はまだ5.3と、本来の底力まではもう少し距離があります。次回(3月9日)の診察で、独活寄生丸と婦人宝がさらに腎を押し上げてくれているかを確認します。
⚠️ 引き続き避けるもの:冷たい飲み物、夜の油っこいもの、遅い時間の甘いもの、午前中のコーヒー