彦根市の鍼灸院 近江治療院 - 氣脈功による東洋医学専門治療院
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便秘・悪夢のどん底状態(脾0.3)からV字回復 去風治療で全氣位9.0超え達成

内科・自律神経・不眠

💠 便秘・悪夢のどん底状態(脾0.3)からV字回復 去風治療で全氣位9.0超え達成

【投稿日: 2026-02-16】
【2025-12-22】
💠 便秘・悪夢のどん底状態(脾0.3)からV字回復 去風治療で全氣位9.0超え達成

🔍 診立て

女性患者様(IY様)。前回から引き続き「便秘(硬い便)」と「悪夢・多夢」を主訴に来院。前回治療後、一時的に調子は上がったものの、みかんの食べすぎや年末の疲れから、身体のエネルギー(氣)が「どん底」の状態にまで落ち込んでいた。

氣脈功測定の結果、心下部2.8、脾0.3(ほぼゼロ)、季肋下5.2、腎1.2と、全身の氣位が極端に低下。特に脾0.3は危機的状態である。この状態では、便秘も悪夢も改善しない。

⚠️ 全身の氣虚+風毒の滞り身体に溜まっていた不要な邪気(風毒)が、生命エネルギーの流れを堰き止めている状態。まずは「去風」(風毒を追い出す)処置で邪気を排出し、その後に補う必要がある。脾0.3という数値は、消化吸収の機能がほぼ停止している状態であり、便秘の直接的な原因となっている。

💉 処置

  • 右通里(補):落ち込んだ心のエネルギーを補う
  • 去風治療:体に溜まっていた邪気(風毒)を一気に追い出す
  • 左手三里(瀉):溢れすぎた氣の調整、便秘に対応
  • 身柱・肺兪(ST):上部の邪気を鎮める
  • 腎兪(灸):腎にエネルギーを定着させる
  • 五処(灸):悪夢の原因を鎮める

💊 処方

  • 辛夷清肺湯:上焦の熱を清める
  • 婦人宝 12mg/日:血を補い、活力を蓄える(院長強く推奨)

📊 氣位(氣脈功)

部位 去風前 去風後 改善幅
心下部 2.8 9.8 +7.0
0.3 9.6 +9.3
季肋下 5.2 10.0 +4.8
1.2 9.4 +8.2

🌟 驚異のV字回復!全氣位が9.0超えを達成 🌟

👁️ 院長の眼

この患者様は、前回治療後に一時的に調子が上がったものの、みかんの食べすぎや年末の疲れから、身体のエネルギー(氣)が「どん底」の状態にまで落ち込んでいた。氣脈功測定の結果、心下部2.8、脾0.3、季肋下5.2、腎1.2と、全身の氣位が極端に低下していた。特に脾0.3は危機的状態である。脾は消化吸収を司る臓腑であり、これがほぼゼロということは、食べたものを氣血に変換する機能が停止している状態である。これでは便秘が治るはずがない。また、腎1.2という数値も深刻である。腎は生命エネルギーの根っこであり、ここが弱ると全身の氣が不安定になる。悪夢・多夢も、腎の虚から来ている。今回の治療方針は、まず「去風」である。身体に溜まっていた不要な邪気(風毒)が、生命エネルギーの流れを堰き止めている。この邪気を追い出さなければ、いくら補っても効果がない。最初に右通里で心を補い、その後、去風治療で一気に邪気を追い出した。すると、堰き止められていた生命エネルギーが洪水のように溢れ出してきた。これが氣脈功で測定すると、劇的な数値上昇として現れる。しかし、溢れすぎた氣は、逆に滞りの原因にもなる。そこで左手三里で瀉法を行い、余分な熱や詰まりをスッキリ排出した。手三里は便秘に効くツボでもある。最後に、身柱・肺兪で上部の邪気を鎮め、腎兪・五処に灸を施すことで、身体の根っこである腎にしっかりとエネルギーを定着させた。五処は悪夢を鎮めるツボである。治療後の氣脈功測定では、心下部9.8、脾9.6、季肋下10.0、腎9.4と、全氣位が9.0を超えた。特に脾は0.3から9.6へ、+9.3という驚異的な回復である。腎も1.2から9.4へ、+8.2の回復。まさに「V字回復」である。この劇的な変化は、氣脈功という精緻な診断法があってこそ可能になった。2025年11月20日より、当院の診断法は従来の「糸練功」から「氣脈功」へと進化している。氣脈功は、身体の氣の状態をより正確に数値化でき、治療効果も明確に確認できる。処方した辛夷清肺湯は上焦の熱を清め、婦人宝は血を補い、活力を蓄える。特に婦人宝は1日12mgを強く推奨した。せっかく目覚めた活力を、血としてしっかり体に蓄えるための大切なステップである。便秘や悪夢、原因不明の不調は、身体に溜まった邪気が原因であることが多い。氣脈功でその邪気を見つけ出し、適切な去風治療を行えば、このように劇的に改善する。年末の大掃除ならぬ、身体の大掃除が成功した好例である。