文字を書く際に手が震える等の症状(書痙)を主訴とする症例。東洋医学的視点から自律神経の著明な停滞である「五志の憂」と判断し、漢方処方と鍼灸による調整を開始した臨床記録。
| 🏥 診立て | 書痙の背景に「五志の憂(自律神経の乱れ)」を認める。初回来院時の氣位はマイナス(-0.3合)と極めて低く、精神的な緊張が末梢の運動障害を引き起こしていると判断。 |
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| 📍 鍼灸処置 | 背診により特定の部位にのみ強い圧痛を確認。連動する経穴として左手三里を選択し、著明な圧痛点へ10分間の置鍼を実施。 |
| 💊 処方 | 五志の改善および上半身の疾患に即した以下のアイテムを選択。・苓桂朮甘湯・スクアレン・五志源 |
| 📊 氣位(SK) | 初回来院時:-0.3合本日(2回目):0.2合(着実な浮上を確認) |
👁️ 院長の眼
書痙は、西洋医学的には原因不明とされることも多い難治性の疾患ですが、糸練功で探れば「五志の憂」という明確な信号を捉えることができます。マイナス合数からの出発となりましたが、適切な漢方処方と手三里への置鍼により、わずか2回目でプラス領域へと浮上し始めました。五志が安定するにつれ、指先の繊細な動きも本来の滑らかさを取り戻していきます。