彦根市の鍼灸院 近江治療院 - 氣脈功による東洋医学専門治療院
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「一度出ると止まらない咳」の意外な正体?春を待つための、潤いの引き算法。

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💠 「一度出ると止まらない咳」の意外な正体?春を待つための、潤いの引き算法。

【投稿日: 2025-12-20】

皆様、こんにちは。近江治療院の當山です。寒さが本格的になってきましたが、体調を崩されてはいませんか? 今日は、ある患者様との診療を通じて感じた「冬の体の整え方」についてお話しします。■「止まらない咳」と「意外な数値」先日来院されたN様。 「一度咳が出始めると、止まらなくて苦しいんです…」と仰っていました。東洋医学では、冬は「腎(じん)」という、エネルギーの貯蔵庫が最も弱まりやすい季節。 進化した診断法である**【氣脈功(きみゃくこう)】**で測定してみると、西山様の「腎」の数値は、通常では考えられないほど低下していました。■ 肺が苦しいのに、足首に「一首」?肺や喉が乾燥して熱を持っているのに、その「潤いの元」である腎にエネルギーが届いていない状態。 いわば、ダムが空っぽで、街が火事になっているようなものです。そこで私が選んだのは、足首にある**「復溜(ふくりゅう)」**というツボ。 ここに、ほんの少し、優しく鍼(はり)を置きました。するとどうでしょう。直後にお腹が「グルグル〜」と鳴り出し、 空っぽだった「腎」の数値が、一気に満タンに近い状態まで跳ね上がったのです。■ 触らぬことが「最良の治療」になる時その後、背中の反応もチェックしましたが、私は「あえて触らない」という決断をしました。 体の中で、今まさに「潤いの再構築」が始まっている時は、余計な刺激を与えないのが一番の薬になるからです。西山様には、今の状態をこうお伝えしました。「今はまだ揺れがあるけれど、これは春を元気に迎えるための、大切な土壌作りですよ」その言葉に、パッと明るい笑顔を見せてくださったのが印象的でした。■ 引き算法のオーダーメイド漢方今回は、これまで飲んでいたお薬をあえて「お休み」していただく調整もしました。 今のN様の体には、「溜める」よりも「巡らせる」こと、そして「血を補うこと」が春への近道だったからです。「段々悪くなる感覚がなくなった」その実感が、何よりの回復のサイン。 私たちは、あなたの体が本来持っている「治ろうとする力」を、そっと後押しするお手伝いをしています。