🔍 診立て
33歳女性。歯科治療後も消えない、あるいは抜歯後も続く原因不明の歯痛(非定型歯痛・特発性歯痛)。子育て等のストレスが蓄積。糸練功にて「五志の憂(○ 0.2合)」、膀胱経の陽証と判断。精神的ストレスが身体症状として歯痛に現れている状態。
💊 処方桂枝加竜骨牡蛎湯(神経の高ぶりを鎮め、心身を安定)バイタルゲン(補助剤)竜仙(補助剤)
📊 経過
初診(2月初旬): 五志の憂 0.2合、激しい歯痛5日後: 「痛くなくなってきた」劇的変化第9回(4月10日): 氣位 7.4合第10回(4月21日): 氣位 8.2合、「すっかり痛みがない」
📊 氣位(糸練功)
| 時期 | 氣位 | 状態 |
|---|---|---|
| 初診 | 五志の憂 0.2合 | 激しい歯痛 |
| 5日後 | - | 痛くなくなってきた |
| 第9回(4月10日) | 7.4合 | - |
| 第10回(4月21日) | 8.2合 | すっかり痛みがない |
【院長の眼】非定型歯痛(特発性歯痛)は、歯科治療や抜歯後も続く原因不明の歯痛で、西洋医学では対処が難しい症例です。この患者様は子育てストレスにより「五志の憂」が0.2合という極めて低い状態でした。桂枝加竜骨牡蛎湯で神経の高ぶりを鎮め、心身を安定させる治療を開始。わずか5日で「痛くなくなってきた」という劇的な変化が現れ、漢方治療の有効性を実感した症例です。全10回の治療で8.2合まで改善し、「すっかり痛みがない」と喜んでいただけました。精神的ストレスが身体症状として現れる典型例であり、東洋医学的アプローチの重要性を示しています。