77歳女性。連日の熱中症が引き金となり、来院時も強い胃もたれを訴えられる状態。糸練功にて精査したところ、胃の調子は2.2合と先週から横ばいの停滞。SSG(術後氣位目安)は7.5合と、正気が立ち上がりにくい状況を確認しました。
背部圧痛点および右脾経の圧痛点への灸治を実施。さらに本日は、経絡の波及を考慮し「左心(晴明-通里)」へのIP療法を新たに導入。晴明に金粒、通里に銀粒を配置し、六君子湯の服用に合わせた貼り替えを指示しました。
局所の胃だけでなく、自律神経や循環の要である「心」のラインからデバッグを試みるアプローチ。次回の来院時、この多角的な調整が停滞した合数をどう押し上げるか、慎重に経過を追っていきます。