喘息や膝痛の既往がある男性。予約システムより「引いていた頭痛が再発した」との飛び込み依頼。糸練功にてデバッグを行ったところ、呉茱萸湯証ではなく、水分代謝の停滞(水毒)を示す「五苓散加川芎証」を確認。問診での「自汗(汗かき)」というログとも完璧な整合性が取れました。
急性症状の緩和を優先し、頭頂部の「百会」への灸治と、右風池への10分間の置鍼を実施。さらに誘導穴として右手の「列缺」に 0.3mmの円皮鍼(パイオネックス)を適用し、正気の流れを頭部から末梢へ誘導しました。術後、「頭痛がかなりましになった」と確かな手応えを実感されています。
本症例は、水分貯留がシステム(身体)の負荷となり、頭痛というエラーを引き起こした典型例です。漢方による水分の代赭促進(五苓散)と、鍼灸による局所の圧迫解除を並行。膝痛や骨折回復のメンテナンスも同時に行い、全体最適化を図ります。次回更新(21日予定)まで安定稼働を注視します。