| 主訴 | 左肩の挙上困難(五十肩)、背中のコリ、腰痛。イライラ、不眠、暑がり。※過去に胃の全摘出手術の既往あり。 |
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| 診立て | 脾胃の臓腑変調による「運化昇清作用」の異常。瘀血(おけつ)も顕著。肩と腰に同一の反応(脾経絡病陰証)が出ており、異病同治の適応と判断 [cite: 2026-01-18]。 |
| 臨床処置 | 🌅 本治法:肺虚肝実75難型(陰実証)➔ 脾虚肝実証へ変遷。🌅 選穴:経金穴(営気の補瀉)、陽池、支正の瀉 [cite: 2026-01-18]。🌅 手技:刺さない鍼、熱くないお灸を徹底 [cite: 2026-01-18]。 |
| 湯液(漢方) | 💊 芍薬甘草湯証:代用としてC接骨木葉製を1日3包投与 [cite: 2026-01-18]。(※状況によりスクワレンの併用も考慮) [cite: 2026-01-18] |
| 経過(合数) | 初診:2合 ➔ 湯液併用後:6.3合(漢方が奏功) [cite: 2026-01-18]。4回目:8.8合 ➔ 治療直後 **9.8合**。背中に手が回り、痛み消失 [cite: 2026-01-18]。 |
【院長より(2026年回顧)】胃の既往症が、年月を経て「脾」の弱りとして肩や腰に現れた典型例です。痛む場所が違っても、根っこの原因(証)が同じであれば、一つの治療で同時に癒える。これぞ東洋医学の真髄です。当時は週2回の集中通院を完遂されたことも早期回復(わずか4回!)の鍵でした。 [cite: 2026-01-18, 2026-01-31]