腰痛および坐骨神経痛に伴う下肢の痺れを訴える症例。痺れの箇所が足首から下腿へ移動したり、日によって強弱が変わったりと不安定な「日内変動」が見られましたが、糸練功での精密なデバッグの結果、氣位は前回の 4.7合から 5.3合へと着実に改善していました。主観的な症状のゆらぎに惑わされず、正気の立ち上がりを確認できた重要な回です。
右殿部および下肢の圧痛点を入念に精査。特に右の委中(膝裏)や承筋(ふくらはぎ)に顕著な反応を認めたため、これらの経穴を重点的に灸治。さらに殿部と委中への15分間の置鍼により、神経伝達の滞りを調整しました。
症状が「動いている」のは、身体が修復プロセスに入っている証拠でもあります。合数が5合代に乗ったことで、システム(身体)の安定感が増しています。引き続き、痺れのバグを完全に消失させるべく、局所の灸治と全体の氣位底上げを並行して進めてまいります。