起床時に顕著となる左膝裏の痛みを主訴とする症例。右膝の神経痛も併発しており、麻痺や股関節の氣位低下を伴う複雑な臨床像を呈している。
| 🏥 診立て | 麻痺および股関節の氣位低下(3.6合〜4.3合)に加え、右膝に激しい神経痛(0.5合)を認める。左膝裏の痛みについては自家施灸による管理を要する状態。 |
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| 📍 鍼灸処置 | 右膝の神経痛に対し、遠隔の陽綱穴(Th11高さ外方3寸)へ瀉法の円皮鍼を処置。陽綱へのアプローチ直後に右膝の異常信号が消失。 |
| 📊 氣位(SK) | 麻痺:3.6合股関節:4.3合右膝神経痛:0.5合 |
👁️ 院長の眼
膝から大きく離れた背部の陽綱穴への処置が、瞬時に膝の神経痛信号を消し去る現象は、人体の氣のネットワークの不可思議さと正確さを示しています。局所の痛みに囚われず、信号の出どころを的確に捉えることが臨床の要です。