立ち座り時の右膝痛に対し、解剖学的視点から梨状筋の機能不全を特定。右の病を左で治す「繆刺(びゅうし)」により著明な改善を見た臨床記録。
| 🏥 診立て | 右膝痛の背景に梨状筋の硬化を認める。坐骨神経の圧迫により下肢血流が低下。糸練功ではL4/L5間に異常信号(ST)を確認した。 |
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| 📍 鍼灸処置(繆刺) | 右側の病に対し、糸練功で反応のあった左側の大腸兪へ置鍼。処置直後より右下肢の温熱感を認めた。 |
| 💊 処方・養生 | ・賦骨仙合牡蠣仙へ変方。・自宅にて梨状筋へのゴルフボール等を用いた圧迫法を指導。 |
| 📊 氣位(SK) | 術前(SK):0.3合 |
👁️ 院長の眼
膝の痛みであっても、根源が梨状筋による神経圧迫にある場合は局所への灸だけでは不十分です。左大腸兪への置鍼で右足が温まる現象は、まさに東洋医学の繆刺の真理です。