股関節の氣位は改善傾向にあるものの、膝裏や大腿前面のつっぱりが解消されない症例。糸練功により、膝の異常信号が腰部神経の伝達異常に起因することを特定した臨床記録。
| 🏥 診立て | 膝単体の問題ではなく、腰部からの神経信号の乱れと判断。左大腸兪に著明な圧痛を認め、腰部神経信号の氣位が0.3合と停滞していることを確認。 |
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| 📍 鍼灸処置 | ・腰部:左大腸兪の圧痛点へ置鍼。・遠隔処置:経験則および糸練功の反応に基づき、著明な圧痛を認めた左手三里へ置鍼。処置直後、膝の異常信号(ST)が消失。 |
| 📊 氣位(SK) | 麻痺:5.2合 / 左股関節:6.3合腰部神経信号:0.3合(要改善) / 腰部全体信号:7.3合 |
👁️ 院長の眼
膝の症状が腰に連なっていることを糸練功が明確に示しました。特に、上肢の手三里への処置で膝の異常信号がその場で消失した事実は、全身を巡る経絡のネットワークを証明しています。局所の「つっぱり」に惑わされず、神経の出どころ(腰)と連動する経穴(手三里)を射抜くことが、即効性を生む鍵となります。