NO616、うつ病で通院中の患者。ここ最近まで調子が良かった腰が突然痛み出した。糸練功で測定すると7.3合という良好な数値。それなのに痛い。
⚠️ 経筋証の発見問診:動かして痛む?じっとしても痛む?答え:動かすと痛む(前者)
「ボゥ」と唱えながら糸練功でST反応を確認。筋肉が縮み、伸ばすときに痛い症状。これは経筋証である。これからの季節(冬)に多く出現する病態。
📊 燔鍼による治療経過
【第1段階】左胃・大腸経絡へ燔鍼
→ いまいち。氣位0.3合→2-3合程度の改善に留まる
【第2段階】入江先生の「手から足」の法則を応用
同じ手足陽明経の法則に従い、手の陽明経から足の陽明経へアプローチ
→ ほぼ即治
動かして痛みがほとんどない、なくなった
(記録なし)
| 腰痛部位 | 7.3合(良好なのに痛い) |
| ST反応 | 陽性(経筋証) |
| 第1段階燔鍼後 | 0.3合→2-3合(改善不十分) |
| 第2段階燔鍼後 | ほぼ即治 |
また痛くなった…。ここ最近まで調子が良かった腰が、突然痛み出した。糸練功で測定すると7.3合という良好な数値。それなのに痛い。これは何か?
「動かして痛む?じっとしても痛む?」と尋ねると、「動かすと痛む」との答え。これはもしやと思い、「ボゥ」と唱えながら糸練功でST反応を確認。やはり、ST陽性。これは経筋証である。筋肉が縮み、伸ばすときに痛い。氣位は良好でも、経筋(筋肉の経絡)に問題がある。これからの季節(冬)は、寒さで筋肉が縮むため、経筋証がよく出現する。まず左胃・大腸経絡に燔鍼を施した。しかし、いまいち。氣位が0.3合から2-3合程度までしか改善しない。そこで、入江先生の「手から足」の法則を思い出した。手足陽明経は同じ系統。手の陽明経(大腸経)から足の陽明経(胃経)へアプローチする法則である。この法則に従い、手の陽明経のポイントに燔鍼を施したところ、ほぼ即治。動かして痛みがほとんどなくなった。これからの季節は、燔鍼の季節到来である。経筋証に対して、燔鍼は非常に有効だ。入江先生の教えに改めて感謝する。